高浜原発4号機が再稼働 関西電力、6月営業運転開始へ 印刷
2017年 5月 22日(月曜日) 13:07
関西電力は17日午後5時、高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)の原子炉を起動し、再稼働した。県内では2016年3月の大津地裁の決定で高浜3号機を停止して以来、約1年3カ月ぶりの再稼働で、4号機として初のプルサーマル発電となる。順調にいけば18日午前6時ごろに炉内で核分裂反応が連続する「臨界」に達し、22日午後2時ごろに発電・送電を開始。25日ごろにフル稼働し、6月中旬に営業運転を始める見通し。 国内で再稼働している原発は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)に次いで4基目。