退位法案、月内にも成立 安定継承へ付帯決議調整 19日に閣議決定 印刷
2017年 5月 15日(月曜日) 13:26
政府は10日、天皇陛下の退位を可能にする特例法案の要綱を与野党各党に提示した。陛下のお気持ちや国民の共感に鑑みて退位を実現するとの立法趣旨や退位後の称号・待遇、皇室典範の付則に根拠規定を置くことなどが柱。自民、公明両党に加え、民進党なども法案に賛成する方針で、月内にも成立する見通しだ。各党は皇位の安定継承に関する付帯決議の採択に向け、調整を進める。