電源ケーブル損傷が原因 超小型ロケット失敗で報告 JAXA 印刷
2017年 2月 16日(木曜日) 01:32

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、先月打ち上げに失敗した超小型ロケット「SS520」4号機について、飛行中のデータを送信する機器に電源を供給するケーブルが損傷し、ショートしたことが原因と推定する調査結果をまとめた。同日の文部科学省宇宙開発利用部会に報告した。SS520は、もともと弾道飛行で海に落下する観測用の2段式固体燃料ロケット。4号機では東京大が開発した超小型衛星打ち上げのため、第3段ロケットを追加するなどしていた。