新潟知事選 東電経営安定化に打撃 再稼働慎重の米山氏で 印刷
2016年 10月 23日(日曜日) 13:16

16日投開票された新潟県知事選で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な米山隆一氏が与党候補を破って初当選した。同原発の早期再稼働を模索してきた政府と東電の立地自治体との調整は振り出しに戻り、東電の経営や政府のエネルギー政策の先行きが一段と見えなくなってきた。開票から一夜明けた17日の東京株式市場では、東京電力ホールディングス(HD)の株価が急落、前週末終値比7.89%安の385円で取引を終えた。