介護保険料「総報酬割り」導入へ 高所得者の負担増に 印刷
2016年 10月 18日(火曜日) 09:32

政府・与党は、40~64歳の介護保険料の計算方法に関し、収入の高い大企業のサラリーマンなどの保険料負担を増やす「総報酬割り」の段階的導入に向け調整に入った。負担増となる経済界は反対しているが、段階的に導入することで理解を求めたい考えだ。「総報酬割り」は収入に応じて介護保険料を決める仕組み。現在は収入に関係なく加入者数に応じて算出している。収入に関係なく決めるため、所得水準が大企業より低い中小企業の会社員の負担は相対的に重くなる。