2016年度上半期の倒産件数、バブル以来26年ぶりの低水準 東京商工リサーチ 印刷
2016年 10月 14日(金曜日) 00:22

東京商工リサーチが発表した2016年度上半期(4~9月)の全国企業倒産状況によると、倒産件数は前年同期比3.8%減の4217件と、8年連続で減少し、バブル景気時の1990年度(3070件)に次ぐ26年ぶりの低水準にとどまった。負債総額は同29.2%減の6626億4900万円で、2年ぶりのマイナス。年度上半期では1989年度(6696億700万円)以来、27年ぶりに7000億円を割り込んだ。負債10億円以上の大型倒産が94件(前年同期比14.5%減)と、1989年度同期の82件以来、27年ぶりに100件を下回ったことが影響した。