厚生労働省は24日、2015年の1年間に新たに仕事に就いた人や仕事を離れた人の状況を調べた雇用動向調査を公表した。3年連続で新たに仕事に就いた入職者の数が離職者を上回る入職超過で、正社員での雇用が増えるなど安定した雇用状況が浮かんだ。調査は5人以上の労働者を雇う事業所を対象に1年間の入職、離職の人数などを調べ、約2万事業所の回答をまとめた。