三菱自動車は22日、2017年3月期の連結業績予想を発表した。最終(当期)損益は1450億円の赤字(前期は725億円の黒字)となる見通し。最終赤字は8年ぶり。燃費データ不正が発覚した軽自動車4車種の購入者への補償などで500億円の損失を見込むほか、軽自動車の供給先である日産自動車や部品メーカーへの補償も膨らむ見通し。不正の影響で販売も減少しており、損失が拡大する。