熊本地震の影響により、電機、自動車など国内大手企業の工場の操業停止が長引く恐れが出てきた。16日、同県内で震度6強などの強い揺れを伴う地震が頻発。引き続き操業を見合わせたり、いったん生産を再開した工場を再び停止したりする動きが相次いだ。「再開のめどは立っていない」(大手飲料)と話す企業が多く、週明け以降も幅広い業種で生産体制の混乱が続く見通しだ。