シャープへ出資、最大2000億円減 鴻海打診、機構の3000億円下回る 印刷
2016年 3月 23日(水曜日) 22:52

経営再建中のシャープを買収する交渉を進めている台湾鴻海精密工業が、当初予定で4890億円だった出資額を最大で2千億円減額する意向をシャープに打診していることが22日、関係者の話で分かったと各紙が報じた。鴻海の出資額は官民ファンドの産業革新機構が提示していた3千億円を下回ることになる。シャープは週内にも臨時取締役会を開き、減額についての受け入れ可否を判断する。シャープは交渉の大幅な見直しを迫られることになった。