シャープ支援案に自信 他企業との統合考えず 台湾・鴻海会長 印刷
2016年 2月 03日(水曜日) 00:23

電機大手シャープの経営再建をめぐり、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海精密工業の郭台銘董事長(会長)は31日、鴻海による支援案に自信を示したと各紙が報じた。シャープ再建に際し、他の企業との統合を考えていないことも明らかにした。台北市内で取材に応じた郭会長は「シャープは協力相手を自由に決めることができる」と指摘した上で、「鴻海の条件はライバルよりもいい」と支援案に自信を見せた。さらに、シャープが2月5日までに受け入れの是非を最終決定するとの見通しを示した。