新日本監査法人、トップが引責辞任へ 東芝不正見抜けず 印刷
2015年 12月 24日(木曜日) 00:03

各紙によれば新日本監査法人の英公一理事長(57)が、東芝の不正決算を見抜けず金融庁の公認会計士・監査審査会から行政処分勧告を受けたことの責任をとって辞任する意向を固めたことがわかった。監査体制の見直しなどを進め、来年6月以降に退く方向で調整している。金融庁は新日本に対し、監査法人では初となる20億円程度の課徴金処分と業務改善命令に加え、数カ月間の新規契約禁止処分を科す方針。