日本銀行が14日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す代表的な指標である「大企業・製造業」の業況判断指数(DI)がプラス12で、前回の9月調査から横ばいだった。「大企業・非製造業」も横ばいのプラス25だった。中国経済の減速で金融市場が大きく動揺した直後だった前回調査から変化がなかったことで、企業の景気への不安感が示された。