内閣府は12日、世界経済の現状と見通しを示した「世界経済の潮流」を公表した。米欧経済の持ち直しで、世界経済は緩やかな回復が続くとの見通しを示した。ただ中国経済の大幅な減速や米国の利上げが新興国経済に波及する懸念があると指摘し、世界経済の下振れ要因となるリスクがあるとの認識を示した。