東芝の子会社である米原子力大手「ウェスチングハウス」が2012~13年度の2年間で原発事業に関連する資産価値を引き下げる「減損処理」を行い、計13億ドル(約1600億円)の損失を計上していたことが12日、分かったと各紙が報じた。原発の新規建設事業の低迷が主因だ。不正会計問題で業績不振が鮮明になった東芝グループで、主力の原発ビジネスの先行き不透明感が高まった格好だ。