上場企業の2015年9月中間決算は、訪日外国人の急増などが業績の追い風となって非製造業が好調な一方、製造業の伸び悩みが鮮明となっていることがSMBC日興証券の集計で2日、明らかになった。特に中国の景気減速の影響を受けた鉄鋼や機械は減益となり、不振が目立つ。ただ全業種(金融を除く)の経常利益は前年同期比23.6%増と大幅な増益基調が続く。