内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は、前月比2.3ポイント低下の49.3となり、2カ月ぶりに悪化したと各紙が報じた。中国経済の減速に対する懸念が強まり、好不況の分かれ目となる50も7カ月ぶりに割り込んだ。ただ、50に近い水準にとどまったため、景気の基調判断は「緩やかな回復基調が続いている」を維持した。