各紙によればパナソニックが一時は全面撤退も検討したテレビの生産台数を、平成30年度に1000万台まで高める計画を立てていることが9日、分かった。27年度見込みの約1.5倍にあたる。同社のテレビ部門は赤字が続いているが、日本、欧州、東南アジアなどに販売地域を絞り込むとともに、フルハイビジョンの4倍の解像度「4K」に対応する高価格製品を拡販し、V字回復を目指す。