各紙によれば中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバー57カ国は29日午前、北京の人民大会堂で設立協定の署名式を開いた。ただ、中国との領有権問題を抱えるフィリピンを含む7カ国は代表が出席したものの、同日の署名を見送った。理由は説明していない。AIIBは年内の設立、業務開始に向けて準備を加速。中国は、署名しなかった国との調整を急ぐという。