宮内氏、オリックス会長退任へ 6月下旬、取締役も 印刷
2014年 5月 06日(火曜日) 20:20
オリックスの宮内義彦会長兼グループ最高経営責任者(CEO)(78)が6月下旬に開かれる株主総会後に退任する方針を固めたことが3日、分かったと各紙が報じた。取締役からも外れ、経営の第一線から退く。8日に開催予定の取締役会で決め、同日午後にも記者会見する見通し。宮内氏は1964年、オリエント・リース(現オリックス)の創業メンバーの一人として日綿実業(現双日)から参加。70年に取締役に就任後、専務、副社長を経て、80年には社長となった。リース業にとどまることなく、銀行や生命保険、エネルギー事業など多角化を推し進め、オリックスを成長軌道に乗せた。