日銀展望リポート 物価上昇目標2%に自信 16年度まで 印刷
2014年 5月 06日(火曜日) 20:17

日銀は30日の金融政策決定会合で、昨年4月に導入した大規模な金融緩和の継続を決め、2016年度までの「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」をまとめたと各紙が報じた。注目されていた15年度の消費者物価指数上昇率(生鮮食品、消費増税の影響を除く)は1.9%と今年1月に示した見通しを維持した。今回、新たに示した16年度も2.1%とし、日銀が物価上昇目標に掲げる「2%」を今後1年程度で達成し、その後は安定的に推移する姿を示した。