富士通とパナソニックの半導体統合、新会社設立で大筋合意 印刷
2014年 4月 17日(木曜日) 22:21

富士通とパナソニックは15日、半導体システムLSIの設計・開発部門を統合する計画について、今年秋にも新会社を設立することで大筋合意したことが分かったと各紙が報じた。複数の関係筋によると、新会社の社長には、元京セラ 社長の西口泰夫氏が内定したという。両社は2013年2月に、システムLSIの設計・開発部門を切り出して統合すると発表していたが、出資比率や事業戦略の調整に時間がかかって合意が遅れていた。関係筋によると、新会社には、日本政策投資銀行の出資を受けて、外部資金を確保する。資本金は500億円で、政投銀が200億円、富士通が200億円、パナソニックが100億円を出資するという。