パナソニック、米にEV向け電池工場 テスラと最終調整 印刷
2014年 2月 28日(金曜日) 23:59

各紙によればパナソニックが米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズと共同で、米国にEV向けのリチウムイオン電池工場を建設することで最終調整に入ったことが26日、分かった。2017年の稼働を目指す。総投資額は1000億円を超えるとみられる。生産する電池はテスラが自社のEVに搭載するほか、トヨタ自動車など他社への供給も検討する。テスラは03年設立のEVベンチャーで、パナソニックのほかトヨタも出資している。パナソニックはテスラのEVセダン「モデルS」向けなどにリチウムイオン電池を供給。モデルSの販売が好調なうえ、テスラが14年末までにスポーツタイプ多目的車の量産を予定していることから、14年からの4年間でEV約25万台分の電池を供給することも決めているという。