ソニー、今3月期は一転1100億円の最終赤字に転落へ  印刷
2014年 2月 07日(金曜日) 22:46

各紙によればソニーは6日、「バイオ」ブランドで展開しているパソコン事業について、投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に譲渡することで合意したと発表した。7月1日をめどに売却する。赤字のパソコン事業を切り離し、不振のエレクトロニクス部門の再建を急ぐ。同事業で82億円の減損処理費用などを計上することから、同社はこの日、通期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は従来予想の1700億円から800億円に減り、最終損益は300億円の黒字予想から1100億円の赤字に転落する見通しとなった。通期の最終赤字は2期ぶりという。