北アフリカの家電市場、日本企業にも商機あり 印刷
2014年 1月 24日(金曜日) 23:15

各紙によればJEMA(日本電機工業会)は、北アフリカ地域における生活家電市場の調査結果を発表した。北アフリカ地域の白物家電市場は拡大が見込まれており、日系メーカーが今後参入する余地は十分にある、と結論付けた。調査の対象となったのは、エジプト、アルジェリア、モロッコ、チュニジア、リビアの5カ国。合計人口は約1.7億人で、アフリカ全体の約16%だが、GDP(国内総生産)の占める割合はアフリカ全体の約34%と高く、順調に経済成長を続けているエリアだ。堅調な経済成長に伴い、白物家電の市場拡大も見込まれている。レポートでは、各国のエアコン、冷蔵庫、洗濯機の普及率の高さについても言及している。エジプトではエアコン35%、冷蔵庫と洗濯機が各95%。エアコンは、富裕層は所有し、中間層は持っていないという。