日本の成長率、1.7%に上方修正 IMF見通し 印刷
2014年 1月 24日(金曜日) 23:14

国際通貨基金(IMF)は21日、日本の2014年の実質経済成長率が、前年比1.7%になるという予測を発表したと各紙が報じた。昨年10月時点の予測より、0.4%幅上方修正した。4月に消費増税があるものの、政府の景気対策で成長を下支えするとみているためだ。IMFのブランシャール調査局長は21日の会見で、日本の成長率を上方修正した理由について、「景気対策の効果と、輸出増を見込んだことが大きい」と説明。そのうえで、成長を持続させるためには個人消費や投資の加速が必要だとの見方を示した。成長を鈍化させないようにしながらも、財政健全化を進める必要があるとも指摘した。