新退職金、全額会社負担 社員積み立て案を転換 トヨタ 印刷
2014年 1月 11日(土曜日) 01:46

各紙によればトヨタ自動車は8日、4月に導入する新たな退職金制度で必要となる資金について、予定していた従業員積み立てを行わず、会社側が全額を負担する方針を固めた。公的年金の支給開始年齢が65歳まで段階的に引き上げられるのに対応する制度で、当初は高卒18歳入社で月額8300円程度の積み立てが必要と試算していた。新退職金は60歳の定年時に最大420万円を新たに加算する制度。トヨタは国内出張経費の削減や昇級の一部見直しで新退職金の原資を捻出する方針という。