日立社長に東原氏 インフラ、情報通信強化へ 印刷
2014年 1月 11日(土曜日) 01:46

日立製作所は8日、東原敏昭執行役専務(58)が4月1日付で社長兼最高執行責任者(COO)に昇格するトップ人事を発表した。中西宏明社長(67)は会長兼最高経営責任者(CEO)に就き、取締役会の議長も兼務する。川村隆会長(74)は3月末で退任し、6月の株主総会で取締役も外れて相談役に就任する。CEOに就く中西氏が中長期の経営計画を立て、東原氏がその実行を担う形となる。8日に東京都内で記者会見した東原氏は「成長基盤の強化に力を入れる」と述べ、インフラや情報通信事業を中心とした成長路線を加速させる考えを示した。