訪中成果は「一歩前進」 経済協会、交流の加速訴える 印刷
2013年 11月 25日(月曜日) 22:46

米倉弘昌日中経済協会訪中団最高顧問(経団連会長)は20日、北京市内のホテルで会見し、訪中団の成果について「中国側から前向きな対応を感じ取ることができた。一歩前進だ」と評価したと各紙が報じた。そのうえで尖閣諸島をめぐり関係が悪化している日中関係に触れ「政治はいま凍っているが、未来に向けて経済はもちろん、国民各層の交流促進が大事だ」と関係改善に向け交流加速の必要性を主張した。同席した張富士夫会長(トヨタ自動車名誉会長)も「この時期にこれだけ大勢の人が訪中し、日本の経済界の意志を示したことが大きい」と述べ、日本の経済界が関係改善を望んでいることを強調。