新型炉の開発施設完成 核燃料再処理工場 日本原燃 印刷
2013年 10月 17日(木曜日) 00:00
各紙によれば日本原燃が青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の敷地内で建設を進めていた新型ガラス溶融炉の研究開発施設が完成し、15日、報道陣に公開された。溶融炉では原発の使用済み核燃料の再処理後に出る高レベル放射性廃液を、溶かしたガラスと混ぜて安定性の高い「ガラス固化体」を製造する。日本原燃は2017年度に、新型の溶融炉を本格導入する予定。これにより固化体が安全に製造しやすくなり、炉の寿命もこれまでより2年長い約7年に延びるという。