厚生労働省が1日、発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇し、0.95倍に改善したと各紙が報じた。総務省が同日発表した8月の完全失業率(同)は、前月より0.3ポイント高い4.1%となり、6カ月ぶりに上昇した。景気の回復を受け、職探しをする人が増えたことが主因だという。今後は人手不足の企業と求職者をつなぐマッチングなどが課題となる。