ソニー、「お薬手帳」を電子化-クラウドで安全性確保 印刷
2013年 8月 21日(水曜日) 00:00

ソニーは19日、調剤履歴などを記録する「お薬手帳」の電子サービスを開発し、川崎市で試験サービスを秋に始めると発表したと各紙が報じた。個人情報と薬それぞれのデータを分離し、薬データのみをクラウド上で管理することでセキュリティーを高めた。試験サービス後に実用化を目指す。また将来は、今回のサービスの基盤となったクラウド技術を別のサービスに応用展開していく考え。ソニーのお薬手帳電子サービスでは同社の非接触型ICカード「フェリカ」を使う。利用者はこのカードを薬局の端末にかざすだけで、薬データを記録できるという。