川崎に国内最大のバイオマス発電所 昭和シェル 印刷
2013年 8月 08日(木曜日) 00:00

各紙によれば石油元売り大手の昭和シェル石油は7日、木くずや廃材、ヤシの殻などを燃料とした国内最大規模の木質バイオマス発電所(出力・4万9000キロ・ワット)を、川崎市に建設すると発表した。一般家庭で8万3000世帯分の年間電力消費量を賄える。投資額は160億円で、15年12月の稼働を目指す。木質バイオマスは、木くずなどを燃やす際の熱を利用して発電する。燃料に使うのは、細かく砕いた木材を固めた「木質ペレット」やヤシの殻で、北米や東南アジアなどから調達するという。