各紙によれば29日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末終値より一時、360円を超えて大幅に下落し、今月4日以来約3週間ぶりに1万4000円を下回った。円相場が一時1ドル=97円70銭台後半と約1カ月ぶりの円高ドル安水準をつけ、自動車など輸出関連株を中心に売り注文が先行し、全面安の展開になった。東証1部に上場する銘柄の9割以上が一時値下がりした。