各紙によればシャープの奥田隆司社長(59)が6月で退任する方針を固めたことが13日わかった。後任には高橋興三副社長(58)が昇格し、奥田社長は会長に退く。就任から1年での交代は異例だが、昨年夏に策定した再建計画が遅れていることなどから責任を明確化する。液晶拡大路線で巨額赤字を招いた片山幹雄会長(55)も退任する。14日の中期経営計画で発表するという。