ルネサス会長にオムロン作田氏 印刷
2013年 5月 08日(水曜日) 00:00

経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクスが、会長兼最高経営責任者(CEO)に作田久男オムロン会長を招く人事を固めたことが8日、分かったと各紙が報じた。ルネサスは自動車向けマイコンの世界シェアで約4割を握っており、再建にはオムロンで自動車向け電子部品事業の強化を主導してきた作田氏の手腕が必要と判断したという。作田氏は6月20日付でオムロン会長を退く予定。2月に就任したばかりの鶴丸哲哉ルネサス社長は留任する。