富士急行株ストップ高 世界文化遺産登録で上げ 印刷
2013年 5月 02日(木曜日) 00:00

富士山が世界文化遺産に登録される見通しとなったことを受け、1日の東京株式市場では、富士急行の株価が急上昇し、一時、値幅制限の上限(ストップ高)となる前日終値比150円(16.4%)高の1065円まで値上がりしたと各紙が報じた。同社は富士山周辺の鉄道やバス、富士急ハイランドなどのレジャー施設を運営しており、観光客の増加で業績が拡大するとの思惑から投資家の買い注文が集まった。JR東日本やJR東海、旅行大手のKNT-CTホールディングス(旧近畿日本ツーリスト)などの運輸・観光銘柄も軒並み値上がりしているという。