日銀の新金融緩和策を評価 IMFのラガルド専務理事 印刷
2013年 4月 11日(木曜日) 00:00

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は10日、日本銀行による新たな金融緩和策について「日本がさらに成長を進めるには、金融緩和に頼る必要がある。それを踏まえれば、野心的な緩和策は前向きな一歩だろう」と評価したと各紙が報じた。ニューヨーク市内で講演した。一方、日本の財政については「地方などを含めた公的な債務残高は国内総生産(GDP)比で245%にのぼっている。私には、日本の財政はますます持続が不可能になっているようにみえる」と指摘した。