10~12月期GDP、実質年0.4%減 3期連続マイナス成長 印刷
2013年 2月 15日(金曜日) 00:00

内閣府が14日発表した2012年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.1%減、年率換算で0.4%減となった。マイナス成長は3四半期連続。海外景気の減速で輸出の低迷が続き、企業の設備投資にも慎重さが見られたことが要因。ただ、個人消費で持ち直しの動きが出ており、下落幅は7~9月期(前期比1.0%減)より縮小した。物価変動を反映し生活実態に近い名目GDPは前期比0.4%減、年率換算で1.8%減だった。