日銀、2%の物価上昇率は来月の会合で検討 印刷
2012年 12月 21日(金曜日) 00:00

日銀の白川方明総裁は20日、金融政策決定会合後に記者会見し、来年1月21、22両日に開く決定会合で物価目標をめぐる議論に結論を出す意向を表明したと各紙が報じた。日銀は現在設定している「物価安定のめど」を見直し、消費者物価指数の上昇率を前年比2%とする目標を新たに導入する方向だ。政府と日銀の政策協定(アコード)に関しては「どういう在り方が望ましいか考えていく」とし、新政権と検討する姿勢を示した。