厚労省調査 夏ボーナス1.4%減 震災・欧州危機が影響  印刷
2012年 10月 31日(水曜日) 18:25

厚生労働省が31日発表した勤労統計調査(従業員5人以上の事業所)によると、今夏のボーナスの平均は前年同期比1.4%減の35万8368円と2年連続で減少したと各紙が報じた。同省は「東日本大震災や欧州債務危機の影響で落ち込んだ前年度の業績を反映した結果」(統計情報部)と分析している。 厚労省は同日、9月分の調査結果(速報値)も発表。基本給や残業代を合わせた「現金給与総額」の平均は、前年同月と同水準の26万6196円だった。