格安航空会社専用ターミナル開業 関空 印刷
2012年 10月 29日(月曜日) 17:48

関西国際空港が新たに整備した格安航空会社(LCC専用ターミナルが28日早朝、開業したと各紙が報じた。関空を拠点とするLCCのピーチ・アビエーション専用で、当初は毎日、国内外向け8路線18往復が就航する。建設費を抑えるために平屋建てで、天井の鉄骨はむき出しになっている。初便の午前6時45分発長崎行きは、搭乗率5割程度にとどまったが、続く札幌行き以降は大半が埋まった。屋根のある搭乗橋もないため、乗客はピーチが貸した傘を差し、雨の中を50メートルほど歩いて飛行機に乗り込んだ。ターミナルに入居した20店は、大半が早朝から営業する。24時間営業のカフェやコンビニもあるという。