日産、初の自動ハンドルで衝突回避 死亡事故半減へ新システム開発 印刷
2012年 10月 18日(木曜日) 19:25

各紙によれば日産自動車は17日、画像解析技術を応用し、子供の急な飛び出しなどでブレーキで事故が避けられないときにハンドルを自動的に切って事故を防ぐ「緊急操舵回避支援システム」を開発したと発表した。自動的にブレーキをかけて衝突を回避するシステムは実用化されているが、自動でハンドルを切るシステムは初めて。衝突回避システムは、車両前方と後方のレーダーとカメラ、スキャナーなどで常に車の周囲の状況をチェック。低速域で走行していたときに子供が飛び出してきた場合には、左右どちらに回避すればいいかを判断した上で自動的にハンドルを切るという。