ソフトバンク株が大幅反騰 買収による不透明感薄れる 印刷
2012年 10月 17日(水曜日) 19:12

米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収を15日に正式発表したソフトバンクの株価が16日、大幅に上昇したと各紙が報じた。2兆円規模とも言われた新たな債務負担により財務体質の悪化が懸念されたものの、前日の記者発表会でソフトバンクの孫正義社長が、既存の株式の希薄化を伴うようなエクイティファイナンスではなく、手元資金と借り入れによる現金を用いた買収であると説明。スプリントの経営が上向いていること、全体として資金繰りのめどが立っていることが分かったことにより、買い安心感につながったと見られるという。