全日空 ミャンマー路線に就航 印刷
2012年 10月 17日(水曜日) 00:00

全日本空輸は15日、成田空港とミャンマーの最大都市ヤンゴンを結ぶ路線を就航したと各紙が報じた。日本とミャンマーを結ぶ定期便は12年ぶり。民主化が進むミャンマーは日系企業の進出意欲が高まっており、全日空は、ビジネス客の取り込みを目指すとともに、観光需要の拡大にも期待。定期便は週3往復で、全38席がビジネスクラスだけの小型機を使う。全日空は2000年まで関西―ヤンゴン線を運航していたが、政情不安を理由に取りやめた。その後、日本―ミャンマー間はタイや台湾、ベトナムなどで飛行機を乗り継ぎ10時間以上かかっていたが、今回の定期便就航で約7時間に短縮されるという。