IMF、世界経済成長見通し引き下げ 12年3.3% 印刷
2012年 10月 09日(火曜日) 19:17

国際通貨基金(IMF)は9日、世界経済成長の見通しを今年7月の前回発表から下方修正したと各紙が報じた。2012年は前回より0.2%幅低い3.3%、13年は0,3%幅低い3.6%になるとみる。債務危機が続くユーロ圏経済は13年もほぼゼロ成長になる見通しで、新興国の成長率見通しも引き下げた。ユーロ圏は12年が0.1%幅悪化して0.4%のマイナス成長に、13年は0.5%幅減の0.2%という極めて低い成長となる。日本は12年が0.2%幅低い2.2%、13年は0.3%幅低い1.2%になると予想。中国やブラジルの成長見通しも引き下げ、新興国は12年が0.3%幅低い5.3%、13年が0.2%幅低い5.6%とした。