日銀金融政策決定会合、追加金融緩和は見送り 前原経財相が出席 印刷
2012年 10月 05日(金曜日) 00:00

日銀は5日の金融政策決定会合で、国債などの金融資産を買い入れるための基金の規模を80兆円に据え置くなど、金融政策を現状維持とすることを全会一致で決めたと各紙が報じた。決定会合には、日銀に外債購入など大胆な金融緩和を求める前原誠司経済財政担当相が政府代表として出席。閣僚が出席するのは、約9年半ぶり。前原経財相は出席に先立ち、「デフレ脱却のために強力な金融緩和を求めるという政府の立場を踏まえ、会合に臨みたい」と語った。