「両国のためにも早く収拾を」 豊田・自工会会長が中国の反日問題で発言 印刷
2012年 9月 21日(金曜日) 00:00

各紙によれば日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は20日の定例会見で、日本政府による尖閣諸島国有化に抗議して中国各地で発生した反日デモについて、「日本の自動車メーカーは、パートナーである中国の友人と努力して助け合い、成長してきた。両国のためにも、一日も早い事態の収拾を願っている」と述べた。トヨタ自動車の一部販売店で建物や展示車が放火されたことについては、「見るに堪えない。自分の体が痛められるのと同じだ。単に日系ブランドというだけで、本当に残念」と悔しさをにじませた。