太陽光発電参入を銀行が支援 印刷
2012年 9月 10日(月曜日) 00:00

中国地方の地場銀行が、太陽光発電に参入する企業への融資を強めている中国新聞が報じた。7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が事業者に有利な価格設定になり、参入に向けた相談が増加。企業の資金需要が伸び悩む中、成長分野と位置付け、融資制度の拡充や専任者の配置などで融資につなげる。広島銀行は8月、環境に配慮した事業向けの融資制度「エコ・ハーモニー」を拡充した。太陽光発電事業を貸し出しの対象に加え、融資の限度額を1億円から10億円に増やした。売電収入を得ながら返済をしやすくするため、設備資金の貸出期間を最大10年から15年に延ばしたという。

最終更新 2012年 9月 11日(火曜日) 16:05