関西電:新たな調査委員会を設置 金品受領問題を徹底調査 印刷
2019年 10月 07日(月曜日) 13:08
関西電力の役員らが原子力発電所が立地する自治体の元助役から金品を受け取っていた問題で、同社は会社から独立した弁護士だけで構成される調査委員会を新たに設置し、より徹底した調査を実施すると発表した。年内めどに報告書を取りまとめる。新たな調査委員会では、高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から類似した金品提供の事例がないか追加調査を行うとともに、原発周辺地域への対応や工事などの発注に関連して社外から不適切に金品を受け取った事例がなかったかなどについても調べる。